チラシの作り方

現代のチラシのあり方

近年、新聞折り込みチラシは一週間の合計が130枚以上と言われています。その数は、現在もなお増え続けているそうです。

 

中小企業の主な宣伝方法はチラシです。売り上げを上げていくためには、チラシの作り方次第という事になります。しかし、こんなにチラシが配布されていても実際には商品の売れ行きが良くないというのが現状のようです。

 

現在、日本は情報氾濫社会になりつつあります。その情報源にはチラシがつきものです。チラシにはキャッチコピーがついているものが多くありますが、その言葉は消費者を獲得するためにどんどんエスカレートしてきています。最近では、過剰な表現を使用した作り方のチラシが多く見られるようになってきました。そのため、消費者はチラシを見ても誇大表現だと興味を持たなくなり、さらには信用しないという危機的状況に陥っています。

 

テレビCMでも同じ事が言えます。洗剤のCMを例に挙げてみましょう。宣伝している洗剤を使ったら、汚れているシャツがで真っ白になったというCMを見たことがあると思います。しかし、実際にそれを信じている人はいないでしょう。

 

シャツが白くなったと思わせて、実際には新品を利用しているのだと誰もが知っています。このように、テレビCMにしてもチラシにしても、消費者の信用度は低くなっています。

 

凝ったキャッチコピーや美しいデザインにしていくら消費者をひきつける作り方をしたチラシでも、このような状況ではまったく役に立たないことになります。

 


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