チラシの作り方

興味をひくということ

チラシの作り方で大切なのは、見る人の興味をひくことです。当たり前のことですが、実際にこのことをきちんと理解せずにチラシを作っている企業がたくさんあります。興味をひくというのはどういうことを指すのかを、一度考え直してみましょう。

 

飲食店のチラシで、「期間限定半額セール」などというキャッチコピーを目にしたことがあると思います。この場合、見る人の興味をひくこととは何でしょうか。

 

「半額セール」でしょうか、「外食すること」でしょうか。半額セールにひかれた人は、そのお店に足を運ぶかもしれません。しかし、その期間以外に正規の料金でその料理を食べることはないと思います。

 

外食にひかれた人は、ただ外での食事を楽しみたいと思っています。ですので、わざわざ混雑が予想されるセール期間には行かないでしょう。つまり、興味をひくチラシの作り方をすればいいだけではないのです。

 

客足がいいからと何度も半額セールをしていると、そのうち誰も正規の料金の時には来なくなってしまいます。そうなると、収益が悪化してしまい店をたたむことになりかねません。普段の経営状態を頭に入れ、むやみにセールすることは避けましょう。

 

効果的なキャッチコピーですが、毎日食事の支度や後片付けに忙しい主婦をターゲットにした作り方もいいでしょう。
「今度の週末はお母さんも休もう」「家族団らんはぜひ○○へ」などといった主婦に同感してもらいたいようなキャッチコピーがお勧めです。

 

また、シーズン限定のメニューを出すという方法はどうでしょうか。
期間を限定して、その時期にあった季節のメニューを用意します。そのメニューを食べたくなるような商品説明をつければ、きっと見る人の興味をひくことができるでしょう。

 


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